Matching Lab | マッチングアプリ研究所

世界のマッチングアプリのトレンド配信。マッチングアプリの考察・考案。

肉食男女のマッチング!肉会(国内)

前回、マッチングアプリの皮を被った出会い系Matchbookを紹介しました。
今日はDMMが運営するマッチングサービス、肉会を紹介します。
肉会のコンセプトはズバリ「焼き肉好き同士で、焼き肉を食べに行こう!」です。

肉会TOP画像

 
ということで、表面的には「男女の」マッチングアプリということにはなっていません
単純に焼き肉を誰かと食べたい人、おごってもらいたい人、恋人候補を見つけたい人など、全部ひっくるめて「焼き肉」を通して出会いを提供するアプリです。
 
 

アプリの特徴

アプリの特徴として1番大きいのは、やはりコンセプトの「焼き肉を食べに行こう」という部分です。
他のマッチングアプリとは違い「男女の出会い」にフォーカスしていないので、「マッチングアプリで恋人を探してるのを他の人には知られたくない」と思っているような方でも「いや、焼き肉食べたいだけ」「焼き肉おごってもらえるんだ」などと言い訳ができます
 
マッチングアプリが徐々に普及し始めてきたとは言え、まだまだマッチングアプリに不信感を持っていたり、利用者に軽蔑の目を向ける人もいるでしょう。
しかし「焼き肉を食べに行く」というコンセプトと後述する「ペアで食べに行く」というルールがあるため「今までの怪しい出会い系とは何かが違う、何か新しくて面白いサービスだ」と周りに思ってもらえるのです。
 
2つ目の特徴としては肉会は「ペア」で利用するものだという点です。
Facebookの友達の中から、ペアを選んで2人組を作ります。そしてペア同士でマッチングをしていくのです。
実際に会うのもペア同士なので安心感があります。「いきなり1対1で会うとか無理無理無理!」という人でも、友達と一緒なら安心です。
 
以前は1日3組まで紹介、のような紹介型でしたが、途中アップデートされてからは検索型になっています。
焼き肉を食べに行きたいペアを探して「オファーする」を送り、相手が同意すればマッチングです。その後はメッセージが送れるようになり、焼き肉について詳細を決めていきます。
 
また「今夜は肉会」という機能があり、もし自分が、「今日」焼き肉にいける場合は希望の時間や場所を入力します。そうすると他にも同じく「今日」焼き肉に行きたい人がいるので、その人達とマッチングができ、すぐに焼き肉に行けます。
 

アプリの料金プラン

基本使用料は無料です。
 
オファー送信(いいね)の数が1日3回に限られており、オファー送信(いいね)回数を増やすためにはDMMポイントを購入する必要があります。
 

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アプリを使ってみた感想(主に男性目線)

以前は大分ノロノロなアプリだったのですが、最近ではかなり改善されていて、あまりストレスは感じなくなりました。
 
アプリを利用するときにネックになるのが「そもそも誰とペアになろう」という部分です。肉会を既に使っている人は誰かとペアで使っているでしょうから、まだ肉会を使っていない知り合いを誘ってペアを組んでもらうことになるでしょう。
自分1人では始められない(厳密にはペアでなくても使えますが、大体みんなペア)ところは少し面倒くさいですね。
 
またペア同士でマッチングした後、焼き肉の店や日時をメッセージで調整していくのですが、こちらも4人の予定を合わせるのが少し面倒です。
更に、やりとりの途中やオファー送信前に「本当にこのペアと焼き肉に行く、でいいんだよね?」とペアに再確認してみたりと、結構ペアを気にしつつ利用しないといけません
 
ペアだと実際に会うときは安心感があっていいですが、実際に会うまでは不便なところもあります。
 
使っているユーザーはちょっとイケイケな男女、なイメージがあります。
本気で彼氏、彼女を見つけるというよりかは、ノリの良い人達同士で焼き肉いこうぜ!みたな雰囲気です。焼き肉にいってみて、相手がよければそこから関係を深めていけばよいでしょう。
 
実際に会えるかどうかで言うと、会えます。知人とペアを組んで焼き肉にいけました。
メッセージは無料なので、1日3回のオファー枠でオファーを送リ続けていれば、そのうち焼き肉を食べに行くことができるでしょう。
 

まとめ

  • 「焼き肉」という目的を言い訳に使えるマッチングアプリ
  • ペアと意思疎通しながら使うのがちょっと面倒
  • 無料枠でも十分焼き肉を食べに行くことが可能
  

マッチングラボが運営するマッチングアプリ - FIRST CLASS

www.firstclass-match.com